映画・テレビ

『犬神家の一族』(1976年版)を観た。

『ダークナイト ライジング』に触発されて、マスクマンつながりで(?) 『犬神家の一族』(1976年版)を観ました。 ・・・少々こじつけですが。最初に印象的だったのが、タイトルとそれに続いてメインテーマをバックに 映し出される黒地に白文字のテロップ…

『ダークナイト ライジング』を観た。

やっぱり前作が前作だったから、観る前から勝手にハードル上げちゃって 本来なら及第点でも物足りなく感じたりするのかなぁなんて、勝手な期待と予防線を 張りつつ観てきました。いや、素晴らしかった。 前作『ダークナイト』が観終わって言いようのない絶望…

『おおかみこどもの雨と雪』を観た。

スタッフロールとともに流れるアン・サリーさんの歌声に浸りながら、 あーいい映画だったなぁと反芻しつつ満足してにこやかに映画館を出る、 予定だったのですが。どーしてもひっかかる、自分の中で納得できていない点が1カ所ありました。 それは、 花は、…

『テルマエ・ロマエ』を観た。

意外や意外、といったら失礼かもしれませんけど、イタリアの映画祭「第14回ウディネ・ ファーイースト映画祭」でマイムービーズ賞を受賞したんですって。 ヨーロッパ最大のアジア映画祭らしいですけど、そこで大爆笑だったそうで。 漫画は1巻しか読んでませ…

『アーティスト』を観た。

『ヒューゴの不思議な発明』は、時間のあるときにこそっと独りで観に行って、 その後、連れが観たいというので付き添って、結局2回観てしまいました。 1回観てるのに、初めての顔して観られるかなぁと心配してたら、 おんなじところで、下手に知ってるもん…

『サウダーヂ』を観た。

上映前にはカンタンながら川瀬陽太さん、野口雄介さんの舞台挨拶があったり して。 TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で宇多丸さんが 大絶賛していましたし、さらには今後DVDの予定がない、ということも後押し していやが上にも期…

やっぱり日本語吹き替え版が好き♪

TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の特集コーナー 「三度の飯より吹き替え版が好き!by 三宅隆太監督」、 日本語吹き替え映画特集が面白かったー。おいらは映画『ダ・ヴィンチ・コード』を観に行く時に、先に観たヤツから 「セリフ…

『チェイサー』を観た。

DVDレンタルってとってもありがたいんだけど、これも良し悪しだなぁと感じるときがある。 いちばんのデメリットは、観ている側に緊張感がない、てこと。 自宅で、連れと観ている時なんか、まさにそう。 観ながらつい、つい、喋っちゃう。 これが良くない。 …

ナイナイ岡村さん、日本アカデミー賞の裏側を語る

ニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、先日の日本アカデミー賞に ついての裏話、というか半分以上が愚痴、が聞けました。 愚痴を、いえ、裏話をしてくれているのはもちろん、岡村さん。 前年度受賞者が翌年にプレゼンターを務めるとか…

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観た。

もともと昨年の秋、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』 の特集コーナー・サタデーナイトラボ「秋の推薦図書特集」にて、伊藤聡さんが推薦 された本の中に『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』がありました。 映画になるん…

第35回日本アカデミー賞 発表!

といことで、本家アカデミー賞に引き続き、日本のアカデミー賞も発表になりました。 第35回ということで、こちらもそれなりに歴史のある映画賞になりましたね。 今回は10部門で『八日目の蝉』が受賞しました。 『八日目の蝉』以外の部門を挙げる方が早いかも…

『ヒューゴの不思議な発明』を観た。

映画の日に『ヒューゴの不思議な発明』3D字幕版を観ました。 3Dは映画の日でも割引のない2200円だと思っていたら、1400円でした。 これなら前売り券で観るのと変わらない! ああ、ありがたや、映画の日。(ー人ー )小説の原題が『The Invention of Hugo C…

モザイク処理って、止むなくやるもんじゃなかったの?

映画『ドラゴン・タトゥーの女』で、上映期間・上映館限定ながら“無修正バージョン” を特別上映するんですって。 公開中の洋画メジャー作品が限定的とはいえ無修整バージョンが上映されるのは極めて異例。「ドラゴン・タトゥーの女」は現在、性交シーン2カ…

第84回アカデミー賞の結果をどう見たか?

第84回アカデミー賞の受賞結果について、各メディア、有識者はどのように 見ているんでしょうか。 東京新聞では、映画評論家の矢崎由紀子さんが 「映画への愛情が感じられるのが良い作品という、アカデミーの意思を感じる」 と語っていることを伝えています…

第84回アカデミー賞 発表!

現地でこの26日(日本時間で27日)、第84回アカデミー賞が発表されました。 今回はフランス映画の『アーティスト』とアメリカ映画ですがパリを舞台に 描かれた『ヒューゴの不思議な発明』が5部門で受賞するという結果に なりました。 サイレント映画は第1回…

『ドラゴン・タトゥーの女』を観た。

レイトショーで倹約して観ようと思ったんですけど、上映終了時刻を確認すると どこの映画館も終電ぎりぎり、もしくは間に合わないような時間なんだもの。 なんでやねんと思っていたらなんのことはない、上映時間が長いのね。 158分。 素直に前売り券で観…

第84回アカデミー賞大予想!

TBSラジオ「小島慶子 キラ☆キラ」のコラムコーナー「コラコラ」の金曜担当である 町山智浩さんが、来週27日に発表されるアカデミー賞の各賞予想をしていました。 町山さんの予想は、アカデミー賞はどういう人達が選ぶのか、それを踏まえると どういう人に、…

『人間の証明』を観た。

DVDで映画『人間の証明』を観ました。 「母さん、あの帽子、どうしたでせうね。 ええ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ」 で有名な、あの『人間の証明』ですよ。母さん、あれは好きな映画でしたよ。 って、実は今回初めて観ま…

『刑事物語2 りんごの詩』を観た。

吉田拓郎さんの『唇をかみしめて』でふと思い出したのが、武田鉄矢さん主演の 映画『刑事物語2 りんごの詩』。全5シリーズあって、どれもテレビで放映 されたものを観た記憶がありますが、中でも印象に残っているのが2作目の りんごの詩でした。調べてみ…

映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を観た

恒例の「ふらっと映画館に行ってちょうどよい上映時刻のものを観よう」シリーズ! 今回はその第一弾(どこが恒例だ)、 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 の、吹替版を観ました。結論を先にいうと、これが大正解! 展開の速いアクション…

映画『麒麟の翼』を観た。

東野圭吾さん原作ものに触れたのは、映画も著作も『容疑者Xの献身』しかありません。 そもそもテレビドラマをほとんど観ないので、テレビドラマの流れで映画を、という メディアミックス的な流れ、というか思惑?誘導?に見事に乗れてません。 すみませんね…

『にんげんっていいな』についての、一考察

はてブで最近の人気エントリーを見ていたら 「なぜおしりを出した子が一等賞なのか真剣に議論するスレ」 ってのがありました。 おもしろいことを考えるもんですな。 しかしながら、、考察が甘いのではないか? しようがないな、おっちゃんもひとつ、考えてみ…

映画『ヒミズ』追記

TBSラジオ「ライムスター宇多丸 ウィークエンドシャッフル」の映画評コーナー 「ザ・シネマハスラー」で、映画『ヒミズ』を取り上げてました。リスナーの注目度も高かったようですけど、やはり賛否両論あったようで。 園子温監督のファン、原作漫画のファン…

『哀しき獣』補足

その後、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の 映画批評コーナー「ザ・シネマハスラー」の『哀しき獣』評を聴きました。 いやー、宇多丸さん、べた褒めでしたね♪ でもこの映画が完璧だなんて思ってない、と再三力説する宇多丸さんが…

韓国映画『哀しき獣』で思い知ったこと

映画『ヒミズ』を観に行ったときに見かけたポスターが、なんとなく気になったんです。 帰りに「NAVER映画検索」をチェックしたら意外に評価高いじゃないですか、ほーそんなに いうんなら観てやらんこともないぞ、と。(←表彰台の1位んとこぐらいにかなり上か…

映画『ヒミズ』を観て、あれこれ思う

映画『ヒミズ』を観ました。 人気漫画原作を大胆にリライト、震災直後の被災地で撮影を敢行、主役の2人がヴェネツィア 国際映画祭の新人賞をW受賞、と封切り前からかなり話題になっていた作品。 それでも、観る決め手となったのはやはり“園子温監督作品だか…